
帯広のコンビニ強盗事件で初公判 検察「奪った金でパチスロに風俗って酌量の余地はみじんもない」弁護側「パチスロやめるって言ってるから…」
「奪った金でスロット風俗 酌量の余地なし」「パチスロ断絶する」年末年始の強盗事件初公判 懲役6年求刑
去年の大みそかから年明けにかけ、3度にわたり帯広市内のコンビニエンスストアで強盗や強盗未遂をした罪に問われている男の初公判が開かれました。裁判は即日結審し懲役6年が求刑されました。
帯広市の無職新田博明被告58歳は去年の大みそかに帯広市内のコンビニエンスストアに押し入り、店員にカッターナイフを突き付けて現金を奪おうとした強盗未遂のほか、元日と1月5日には別の店舗に押し入り店員に包丁を突き付けて現金を奪った強盗や銃刀法違反などの罪に問われています。
17日、釧路地裁帯広支部で開かれた初公判で新田被告は起訴内容について問われると「間違いありません」と認めました。
裁判は即日結審し、検察側は「被告人は遊ぶ金欲しさから犯行に及び、身勝手かつ自己中心的」「1月5日(3度目)の犯行は4日前の強盗で得た現金をスロットや風俗で消費したため、再び遊ぶために強盗に及んだ。酌量すべき余地はみじんもない」などと指摘し、懲役6年を求刑しました。
一方、弁護側は「反省の弁を述べパチスロと断絶すると申している」「出所後は更生施設などを利用し、社会復帰をしたいと申している」などと情状酌量を求めました。
新田被告は最後に裁判長に何か言いたいことは無いか問われると、「大きな事件を起こし店や従業員に迷惑をかけたことをお詫びします」と述べました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bddff8ebb9eb147ea8886e3c34ca49d9b1d7ad4e
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